LABORATORIAN

LABORATORIAN

  • 用賀いろは学習塾

    Private School

    世田谷区にある小学4年生から中学3年生までを対象とした補習塾。旧屋号は 「安藤学習会」。50年の実績があり、現在の運営は2代目。 近年、多くの学習塾では、少子化のため新規入塾者の獲得が難しくなっています。同塾も同じ状況で、少しでも入塾しやすいよう低価格の月謝で運営していました。

    もともと同塾には、勉強が苦手な子どもに対して、粘り強く教えるメソッドがありました。これは、いわゆる大手進学塾にはない、重要な強みです(強みの明確化)。 大手進学塾では、講師に学生を雇用している場合も少なくありません。勉強が苦手な子どもに指導するのは、手間がかかり根気も必要であるため、対応する講師に豊富な経験や知識が求められます。しかも、勉強の苦手な子どもは、仮に少しばかり成績が上がったとしても、塾の実績になる超難関校に入学する可能性は高いとは言えないでしょう。つまり、基礎力があり、物分かりのよい子どもの方が指導しやすく、実績にも繋がりやすいので、大手進学塾の多くは、そういった手間のかからない子どもをターゲットに運営されているのです。

    また、周辺は高級住宅街ですが、安価な商品が並ぶスーパーも複数存在し、常に混雑していることから、多少無理をしながら高級住宅街での生活を維持している層がいると考えられます。そうした家庭では、教育費についてもできるだけ出費を少なくしたいと考えていると想定されます。
    上記のように、他塾にない強みは、「勉強が苦手な子ども」を対象にすること、そして、続けやすい月謝の価格設定です。一人ひとりの理解度やスピード感に合わせたきめ細やかな指導を行い、苦手分野を克服し基礎力を固めることに特化し、「繰り返し教える、繰り返し解く」をコンセプトにした補習塾として運営することで、他塾との差別化を行いました。

    学校や進学塾の集団学習についていけない子どもに対して、授業満足度を高め、成績向上のための施策を実施しました。そして、基礎から丁寧に教えるというイメージを持ってもらうために、 「用賀いろは学習塾」に屋号を変更しました。さらに、保護者が入塾を決定するには、口コミの影響も大きいので、口コミに繋がりやすいように、補助ツールとして、Webサイトのリニューアルを行うとともに、パンフレットを制作しました。


     

    CREDIT

    CLIENT